D.I.'s Memorandum

日常の切出し、自己投資の感想、Mac等の設定、響いた言葉、リンクなど。
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Apache2の設定メモ
Apacheは世界中で使われている、Webを見るための土台部である。
我々が見ているHPのほとんどが、Apacheのおかげである。
詳しくは他のサイトを見て欲しい。

1)導入
# cd /usr/ports
# portinstall -r www/apache2

2)設定
ここがとても迷うところである。
Apacheの設定ファイルは/usr/local/etc/apache2にある。
大概の設定項目はhttpd.confを編集すれば良い。
まずはコピーを念のために作っておく
(但し、httpd-std.confというコピーがあるが)。

3)編集
最低限の設定をしたいので、次をいじる。
但し、<=の右辺は編集前の状態を記す。
3-a) User/Group
Apache自身が動く時のデーモンのユーザー/グループ名である。
通常はnobodyを使用する。
User nobody <= User www
Group nobody <= User www
3-b) ServerAdmin / Servername
私は外部への公開は考えていないので、適当な名前にする。
ServerAdmin webmaster@hoge.com <= you@example.com
ServerName www.hoge.net:80 <= www.example.com
LAN内部でこのアドレスを叩くと、Apacheの画面になる。
(後編集:どうせ内部のみの公開なので、実はいらないかもしれない。)
3-c)
一般に各ユーザーのHPは、各ユーザーのホーム・ディレクトリの
public_htmlに置かれることが多い。ここでもそれを採用する。
~までのコメントを外す。
3-4) Language Priority
もちろん、日本語を優先したので、
LanguagePriority ja en ca cs ... <= LanguagePriority en ca cs...
である。
3-5) 日本語文字化け対策
AddDefaultCharset ISO-8859-1となっているのをコメント・アウトする。

4) 自動起動
/etc/rc.confに次を記入すること。
apache2_enable="YES"
これで次回起動時にApache2も起動するはずである。
今起動させたかったら、
# apachectl configtest
でSyntax OKが出るのを確認して(もし出ないのなら、httpd.confを見直す)、
# apachectl start
これで起動するはず。

5) 確認
Mozillaを起動させ、192.168.0.1、もしくはlocalhostで、
Apacheのページが表示されたら問題ないであろう。

参考サイト:
0からのApache
apache2 設定方法
Apache 2
apache2
Xでテレビを見る
オリンピックが始まる。これは見ねばなりません。
ただ、我が家にはテレビがないので、PC上で見ることにしました。
これは結構面倒で、結局音声出力を得ることができませんでした。
が、余計な音があると邪魔だと思えば、それはそれで良いとします。

FreeBSDで使えるTVキャプチャー・ボードは、
Connexant社製のBT8*8というチップが積んであるものであれば良いとされています。
私の手元には、AD-TV52PRO(アルファデータ)のボードがあったので、
それを用いました。他にも玄人志向のBT878A-TVPCIを使いましたが、
同じようなものでした。

1)カード/チューナーの指定
/usr/src/sys/dev/bktr/にある、bktr_card.hとbktr_tuner.hを見て、
自分のカードに合うものがあればその番号を控える。
私の場合、特になかったので、次にした。
#define CARD_UNKNOWN 0
#define PHILIPS_NTSC 4

2)カーネルの編集
本来なら、カーネルのコンパイルについての項を先に設けるべきだったが、
ここはここで説明することにする。
# cd /usr/src/sys/i386/conf
ここに"GENERIC"という初期時のカーネルがあるので、
これをコピーして使うことになる。これがカーネルの再構成である。
# cp GENERIC (適当な名前)
# vi (適当な名前)
ここでは最低限必要な編集だけを考える(+は編集したところの意味)。
+ ident (適当な名前) <- GENERIC
+ device pcm # Sound Config
+ device smbus
+ device iicbus
+ device iicbb
+ device bktr # Capture device
+ options OVERRIDE_CARD=0
+ options OVERRIDE_TUNER=4
1つ目以外は、最後の行に書き加える。
1つ目の意味は、このカーネルの名前である。
2つ目は、一般的なサウンド・カードに対応する。
3~5つ目は、おまじないと思ってください。
6つ目は、今回のキモとなります。これがBT8*8系のデバイスとなります。
7,8つ目は、カードとチューナーの設定です。
1)を参照の上、適宜変更が必要になります。
又は、ここで設定せずにも、sysctlでも設定できる。
# sysctl -w hw.bt848.card=0
# sysctl -w hw.bt848.tuner=4

2)カーネルのコンパイル(再構成)
# config (適当な名前)
# cd ../compile/(適当な名前)
# make depend
# make
# make install
# reboot
もし途中でコケたら、やり直すこと(参照:カーネルのコンパイル)。

3)Fxtv
# cd /usr/ports
# portinstall -r multimedia/fxtv

4)Fxtvの設定
/usr/X11R6/lib/X11/app-defaults/Fxtvを$編集する。
Fxtv*inputFormat: ntscj
Fxtv*defaultInput: tuner
Fxtv*defaultAudioInput: tuner
Fxtv*tunerMode: antenna (ケーブルの場合はcable)
Fxtv*cableFreqSet: jpncable
Fxtv*cableStationList:
Fxtv*antennaFreqSet: jpnbcst
Fxtv*antennaStationList: NHK(2) MBS(4) ABC(6) KTV(8) YTV(10)

あとは
> fxtv &
で起動するはずである。

参考URL:
FXTVによるTV表示
UNIXでTVを見よう
音を出す - サウンドの設定
他のOSでは簡単にできる"音"の設定は、
昔のFreeBSDでは苦労が必要だったらしい。
が、最近はとても楽にできるらしい
(参照:サウンドカードの設定)

まずは、/boot/defaults/loader.confで利用可能な
モジュールがあるかを確認する必要がある。
私の場合、オンボード・サウンド・カードで済ませようと思うので、 "All sound drivers"で済ませることにした。
# kldload snd_driver
で、/boot/loader.confに
snd_driver="YES"
と書き込むだけである。再起動し、
# grep pcm /var/run/dmesg.boot
でpcm0が認識されていればOKのはずである。ちなみに私の場合、
Preloaded elf module "/boot/kernel/snd_pcm.ko" at 0xc09ec354.
pcm0: port 0xd800-0xd83f,0xd400-0xd4ff mem 0xe4003000-0xe40030ff,0xe4002000-0xe40021ff irq 11 at device 31.5 on pci0
pcm0:
見ての通り、という
"AC97"という枯れたオーディオが認識されていることがわかる。
行列演算と描画ソフト - OctaveとGnuplot
OctaveGnuplotは、
行列演算ソフトと、描画を行うソフトである。
これを使えば、データ解析や信号処理を自分なに組むことができる。
Excelとかではできない行列演算がとても簡単にできるのが魅力的だ。
この演算結果を図示する時にGnuplotが活躍する。
これを使えば、2Dでも3Dのグラプでも表示でき、
また動かすことができる(らしい)。

市販のソフトではMatlabが機能も充実していて有名であるが、
個人で使うには高い。
また、同じようにフリーなものではRが有名である。
こちらは統計屋さんには評判のソフトであり、こちらも優秀である。
MozillaでWheel Mouse
MacやWindowsでは当たり前に使っているWheel Mouseも、
FreeBSD上ではそのための設定が必要になる。
最初の1),2)はX上でマウスを使うための設定であり、
3)がキモとなる。

1) /etc/rc.confの編集
まず、rootから/etc/rc.confを編集する。
moused_enable="YES"
moused_flags="-z 4"
の行を加える。

2)/etc/X11/XF86Configの編集
XF86Configの中に次の"Buttons" "5"があることを
確認する。"5"というのがミソで、Wheel Mouseを意味する。
Section "InputDevice"
Identifier "Mouse0"
Driver "mouse"
Option "Protocol" "Auto"
Option "Emulate3Buttons"
Option "Device" "/dev/sysmouse"
Option "Buttons" "5"
EndSection

3) Imwheelの導入
rootから、
# cd /usr/ports
# portinstall -r x11/imwheel
である。これでMozillaでもWheel Mouseが使えるようになる。
但し、kterm等では使えなかったり、スクロールする速さを
調整することができるので、それをする。
/usr/X11R6/etc/imwheelrcをサンプルに、ホーム・ディレクトリに
.imwheelrcを作成する。このままでは書き込み権限が444なので、
> chmod 644 .imwheelrc
などと変更する。
例えばKtermの場合,
"^KTerm"
None, Up,Shift_L|Page_Up
None, Down,Shift_L|Page_Down
を書き加える。
Mozillaの場合は、.imwheelrcに書かれている通り、
大きな変更を加えたくなければ、コメント・アウトする。
TeXとその環境について
前回、TeXを導入する過程でGhostscriptを入れた。
portsでインストールされるGhostscriptだと、
PSファイルによってps2pdfでpdfを作る時に
日本語表示に使っているTrueTypeフォントから
レイアウトが崩れるという症状があるらしい。
そこでTrueTypeの代わりにCIDフォントを導入する。

portsはjapanese/kochi-cidfontsをportinstall。
これによって、/usr/local/share/ghostscript/Resource/CIDFontが
作成され、自動的に/usr/local/share/fonts/CIDFontにコピーされる。
次に/usr/local/share/ghostscript/7.07/lib/CIDFnmap.jpを編集し、
先頭の
/Kochi-Mincho (/usr/X11R6/...)
/Kochi-Gothic (/usr/X11R6/...)
をコメントアウト(行頭に%を追加)。
これでGhostscriptでCIDフォントを使うようになり、
ps2pdfでも崩れずにPDFを作成できるそうです。
必要なportsの導入
Fluxbox
折角、X Windowを導入したので、それに合うWindow Managerを導入する。
Window Managerは幾つもあるが、私は軽くて余計なものが少いFluxboxを導入する。
# cd /usr/ports
# portinstall -r x11-wm/fluxbox
その後ユーザーに戻り、.xinitrcを編集する。
> vi .xinitrc
fluxbox

日本語環境
この項では日本語環境を整えることを念頭に置く。
1) Kterm
Xで動く、日本語対応のターミナルの中でこのKtermが一番メジャーだと思う。
# cd /usr/ports
# portinstall -r japanese/kterm
その後ユーザーに戻り、.xinitrcを編集する。
> vi .xinitrc
fluxbox &
kterm -km euc -sb &
exec kterm -km euc -sb -geometry 80x20+380+420 -name login
-sbはスクロールバー、-kmは文字コードをどうするか、である。
最後の行に関しては"&"を付けてはいけないらしい。

3) Skkinput3
日本語入力方法にはCannaやFreeWnnが有名である。
が、ここではSKKと呼ばれる方法を導入する。
私が慣れてしまったからである。詳しくはテュートリアルを見て欲しい。
# cd /usr/ports
# portinstall -r japanese/skkinput3
幾つか設定が必要となる。まず、/etc/rc.confに"hostname"が記入確認すること。
次に、/etc/hostsを見ると、
::1 localhost localhost.my.domain
127.0.0.1 localhost localhost.my.domain
となっているので、127.0.0.1の行最後にスペース、hostnameを加える。
127.0.0.1 localhost localhost.my.domain my_hostname
ちなみに127.0.0.1はループバックで自分を指し示している。
後はまた、.xinitrcを編集する。
> vi .xinitrc
fluxbox &
skkinput3 -server localhost &
kterm -km euc -sb &
exec kterm -km euc -sb -geometry 80x20+380+420 -name login
これが最後の設定となるが、.cshrcを設定する。
>vi .cshrc
setenv LANG ja_JP.eucJP
setenv XMODIFIERS "@im=skkinput"
あとは、X上で"Shift + Space"で日本語入力が可能となる。

5) Emacs とYaTeX
EmacsはUNIXで一番使われているテキスト・エディターである。
キー・コマンドが充実しているので、手をマウスに移動させなくて
様々な操作がキーボード上で実現できてしまう。
またYaTeXは、そのEmacs上でTeXの操作を補助する機能があると思って欲しい。
# cd /usr/ports
# portinstall -r editors/emacs print/yatex

6) TeX環境
TeXは理工系の人が論文等を書くのに良く使われる。
# cd /usr/ports
# portinstall -r japanese/ptex japanese/dvipdfm japanese/ghostscript-gnu-jpnfont japanese/dvipsk japanese/xdvik-vflib-pkall

7) 他の諸々
7-1) Mozilla
Mozillaは有名なブラスザである。それを軽くしたFirebirdもあるが、
現段階では適当なportsを見つけることができなかった。
またFreeBSDではFlashの対応が遅れているので、Mozillaを入れることにした。
# cd /usr/ports
# portinstall -r japanese/mozilla-jlp
ただ日本語版よりも英語版(www/mozilla)の方が更新が早く安定している気がする。

7-2) Linux Emulators
UNIXの世界では、FreeBSDと人気を分けるOSとしてLINUXがある。
残念ながら、安定感では優位に立つものの、人気の加速度ではLINUXの方が上である。
Distributionとして様々な種類があるため、それによって設定が変わったりするという欠点もある。
ただ、人気があるということは対応が早いのも特徴である。
Linux EmulatorはFreeBSDの上で仮想的にLinuxを作り、Linuxのソフトを動かすものである。
# cd /usr/ports
# portinstall -r emulators/linux_base-8
次に/etc/rc.confに次を書きこむ。
> vi /etc/rc.conf
linux_enable="YES"

7-3) Acrobat 5
Acrobat Reader と言えば、"pdf"ファイルで有名なソフトである。
# cd /usr/ports
# portinstall -r print/acroread5
但し、このままでは日本語フォントが含まれていないので、
ftp://ftp-pac.adobe.com/pub/adobe/acrobatreader/unix/5.x/
から/jpnfont.tar.gzをとってくる。適当なディレクトリ(/home/***/srcなど)で
> tar xvfz jpnfont.tar.gz
> cd JPNKIT
# ./INSTLANG
とする。Acrobat5の本体はどこだ、と聞かれたら、"/usr/local/Acrobat5"(だっと思う)と記入する。
これで基本的に問題はないが、日本語ファイルを表示させる時に
Warning: charset "JA.EUC" not supported, using "ISO8859-1".
と出ることがあるので、その時は
> which acroread5
/usr/local/bin/acroread5
と本体を見つけ、
# vi /usr/local/bin/acroread5
から
#!/bin/sh
export LANG=C
の2行目を"#!/bin/sh"の後に記入する。

7-4) Jless, nkf, gaim, gimp, tgif, dia, ispell
Jlessはlessの日本語版である。Ktermのような日本語対応のターミナルで
ファイルの内容を見ることが可能となる。
nkfは文字コードを変換するものである。SJISからEUCなど、である。
gaimはメッセンジャーを実現する。
対応するのはAIM (Oscar and TOC protocols), ICQ, MSN Messenger,
Yahoo!, IRC, Jabber, Gadu-Gadu, Zephyr networksである。
Gimpは、UNIXのPhotoshopと言うべきソフトである。
Tgifは、Illustratorっぽいソフトである。画面上では粗く見えるものの、データではとても綺麗である。
diaは、ダイアグラムを描くことができる。これが一番直感的であるが、安定感に欠ける気がする。
Ispellはスペル・チェックすることができるものである。私はイギリス英語を標準にしている。
# cd /usr/ports
# portinstall -r japanese/jless japanese/nkf net/gaim graphics/gimp1 japanese/tgif graphics/dia
# cd /usr/ports//textproc/ispell
# make ISPELL_BRITISH=yes install clean
X Windowの導入と設定
XFree86-4の導入
Xを導入するためには,ports/packagesからとなる.
余談だがportsとpackagesの違いを述べよう.

portsは,最新のsourceの固まりである.
ユーザーはインストールするportsと依存する全sourceを
取りよせ,各々のPC上でコンパイルすることになる.
そのため,(cvsupをしている限り)常に最新のソフトウェアを
使えるが,コンパイルはPCの性能に依るので,時間がかかる.
それに対してpackagesは最新ではないものの,コンパイル済みのものを
取りよせてインストールするため,時間的にはportsに比べて短くてすむ.
但し,依存するソフトウェアのバージョンがpackagesとして
コンパイルした時よりも新しい分には問題がないことが多いが,
古い場合にはインストールに失敗する可能性もあるので,注意したい.
だから私はportsからインストールするとをお勧めする.

それではXである.まずはディレクトリに行く.
> cd /usr/ports/x11/XFree86-4
> su
Password:
# make install clean
で,しば~しご歓談である.
別な方法として,portinstallを使う方法がある.
> cd /usr/ports
> su
Password:
# portinstall -r x11/XFree86-4
である.
使い方は簡単,「(オプション) (導入したいportsのディレクトリ)」ですむ.
オプションは色々とあるが,覚えておくべきは"-r"、依存する全packagesも行う.

XFree86-4の設定
1) 通常の方法としてはインストール後に
# rehash
# XFree86 -configure
# XFree86 -xf86config /root/XF86Config.new
で,画面が無事に表示されたらOKの可能性大である.
あとは,vi等のエディタを使って/etc/X11/XF86Configを
書き換えるのだが,これがなかなか手間である.
2) 他には,これを自動的に行うものがある.
# xf86cfg -textmode
である.これで"XFree86 Configuration"という画面になる.
"Main Menu"ではマウス,キーボード,モニーター,
グラフィッック・カード,スクリーン,レイアウトを
設定できる.上から順番にできる.
2-a) マウス
"Mouse identifier"でデフォルトの識別名"Mouse0"を継続.
"Select mouse protocol"では"Auto"を選べば問題が少ないはず.
"Mouse 3 buttons emulation"は,2つボタン・マウスなので"Yes".
"Select mouse device"で,"/dev/sysmouse"とデフォルトのまま.
2-b) キーボード
"Keyboard identifier"でデフォルトの識別名"Keyboard0"を継続.
"Keyboard model"では英語キーボードなので"Generic 101-key PC".
"Keyboard layout"でも英語キーボードなので"U.S. English".
2-c) モニター
"Monitor identifier"ではデフォルトの識別名"Monitor0"を継続.
"Monitor configuration"の画面で,"Next"すると
"Monitor HorizSync"である.Sharp製LL-T15G3仕様書より
「対応周波数(水平/垂直):24.8〜60.2kHz/56〜75Hz」である.
それっぽい"31.5-57.0:SVGA, 1024x768@70Hz"のものを選択する.
"Monitor VertRefresh"はそれっぽいのがないので手入力.
2-d) カード
"Card identifier"ではデフォルトの識別名"Card0"を継続.
"Card configuration"を"Yes"で実行し,"Card database"を見る.
ビデオ(グラフィック)・カードはGF2MX400-AGP64なので,
実際にはnVIDIA製GeForce2MX400である.
"Card driver"から"nv"を選択し,"Card BusID"は無視.
2-d) スクリーン
"Screen identifier"ではデフォルトの識別名"Screen0"を継続.
"Screen card"からビデオ・カードを選択するが,"Card0"しかない.
"Screen monitor"からカードに接続しているモニターを選択.
"Screen depth"では"24 bits, 16Mb colors"を選択.色数が多い方がね.
"Screen mode"では,"1024x768"以下を選択.これは仕様書を確認のこと.
2-e) 最後に"Write XF86Config and quit"で終了
"/etc/X11/XF86Config"に書き込みをする.
3) 起動を確認する.
# startx
無事に画面が表示されれば良し.if not, 要確認すること.
場合によっては,カードが未対応だったりするので要注意である.


余談(引用元:FreeBSD ON ThinkPad235)
どのcvsupサーバが近いかを測るソフトウェアがある.
# cd /usr/ports
# portinstall -rP sysutils/fastest_cvsup
# rehash
# fastest_cvsup -c jp

また,cvsupのオプションとして"-s"を使うと速くなるらしい.
# cvsup -g -L 2 -s /etc/ports-supfile
インストール後の設定(1)
初ログイン
1) まず最初にすべきことは,ユーザーを定義すること.
login:root
password:********

host_name# adduser -silent
Username:
Full name:
Uid (Leave empty for default:
Login group [Username]:
Login group is username. Invite username into other groups? []: wheel
Login class [default]:
Shell (sh csh tcsh nologin) [sh]: tcsh
Home directory [/home/username]:
Use password-based authentication? [yes]:
Use an empty password? (yes/no) [no]:
Use a random password? (yes/no) [no]:
Enter password: ********
Enter password again: ********
Lock out the account after creation? [no]:
OK? (yes/no): yes
adduser: INFO: Successfully added (username) to the user database.
Add another user? (yes/no): no
Goodbye!
host_name# exit

2) 折角なので,今作ったユーザーで入り直す.
というよりも,できる限りroot権限で居続けない方が良い.

3) 入り直したら,suをしてroot権限になり,cvsupを導入する.
これによって,最新のportsを導入することができる.
> su
Password:********
もしネットワークがつながっていないのなら(ifconfigで確認),
ネットワークを設定する.DHCPがあるのなら,
host_name# dhclient *** ( ***: wi0, fxp0などなど)
でOKなはず.
host_name# /stand/sysinstall
これで,見覚えのある"sysinstall Main Menu"に戻るので,
Configure -> Packages -> 2 FTP -> Japan #i (i=1,...9)
"... assume that the network is already configured?"と聞かれるので,
"YES"なりを答える(先程ネットワークの設定をすませてあるのなら).
"Package Selection"という画面になるので,今は欲張らないで,
Net -> cvsup-without-gui-*** を選択,Install.
インストールが完了したら,Exitを連発して
先程のコマンド・プロンプトに戻る.

portsの更新
1) 元となるファイルを用意,
host_name# cp /usr/share/examples/cvsup/ports-supfile /etc/
host_name# vi /etc/ports-supfile
2) ファイルを編集,viの使い方は別なところを参照するとして,
*default host=CHANGE_THIS.FreeBSD.org
の"C"のところにカーソルを合わせ,"x"を押し"THIS"までを消す.
"i"を押し,"cvsup*.jp.FreeBSD.org"とする(*:1,...5).
無事に記入できたら,"ESC : w q !"でリターン.これで書き換え終了.
3) 更新,
host_name# rehash
host_name# cvsup -g -L 2 /etc/ports-supfile
初めての場合は,しば~しご歓談することになる.

portupgradeの導入
ディレクトリの移動とmakeのお時間,
host_name# cd /usr/ports/sysutils/portupgrade/
host_name# make install clean
私の場合,
Dependency warning: used OpenSSL version contains known vulnerabilities
Please update or define either WITH_OPENSSL_BASE or WITH_OPENSSL_PORT
*** Error code 1
Stop in /usr/ports/lang/ruby18
*** Error code 1
になってしまった.要約すると,
「portupgradeを導入するのに必要なruby18を導入するためには,
OpenSSLが依存するけど,ないからどーにかして.」どーにかしましょ。
host_name# cd /usr/ports/security/openssl/
host_name# make install clean
host_name# cd /usr/ports/sysutils/portupgrade/
host_name# make install clean
これで基本的に最新の情報に基づいたportsになっている.
確認するには,
> pkg_version | grep '<'
でportsの情報に基づき,最新でない導入済みのportsを
リスト・アップしてくれる.

次回はX Windowの導入とその設定をしたいな。
FreeBSDのインストール
現在、自宅にあるPCは3台である。
a) iBook G4, b) ThinkPad X22 c) 自作PC
である。c)の自作PCにFreeBSD(5.2.1版)を導入し、その防備録にしたい。

まず環境である。
CPU: 2.0GHz Celeron, Memory: 512 MB
Mother Board: Gigabyte GA-8GE667 Pro (Intel 845GE)
RAID Card: Promise Tech. FastTRAK TX2000
HD: Seagate 80GB: 1) ST380021A, 2) ST280011A
Drive: IO-Data CDRW-AB5232
Keyboard: FKB8579/USB

RAIDの設定
0) 無事にRAIDとHDをつないで起動させる。
1) すると、Promise Tech.のFastBuild Utilityが見えるので、Ctrl-Yで入る。
2) Main Menuが表れ、
Auto Setup ...1
View Drive Assignments ...2
Define Array ...3
Delete Array ...4
Rebuild Array ...5
Controller Configuration ...6
とある。2)でドライブの状態を確認できるのはわかるであろう。
初めての場合には、4)で一度HD内を消去し、必要ないかもしれないが3)で定義し、1)で自動設定する。
今回は2台のHDがあるので、ミラーリングを行なうので、"Security"を選ぶ。
万が一の事故の時は、新しいHDに取り換えた後、5)でリビルトすることでデータを補完できる。

FreeBSDのインストール
1) FreeBSDのページからftpサイト一覧より5.2.1版のISO-IMAGE-i386をDL。
お勧めは手軽なmini-instというもの。これを適当にメディアに焼く。
2) これでbootすると、つらつらと文字が出てきてデーモン君が表れるが、そのまま続行(但し、USBキーボードの場合、認識せずに止まる可能性もあるので、PS/2にした方が無難かも)。
3) "sysinstall Main Menu"という画面になるので、"Standard" を選択。
4) "Select Drive(s)"という画面になる。恐らく、ad4,ad6,ar0と3つのドライブが認識して見えると思う。
今RAIDで組んでいるので、イメージとしてar0 (ad4, ad6)になっていると思って良いと思う。なので、ar0を選択。
5) 次はHDのパーティション分けである。HDまるごとをFreeBSDにする予定なので、最初のパーティション(0-63)の所は残して起き、他を"D"で消した後、"C"を。出てきたメッセージは(エラーでなければ)、Enterを。出きたら、"Q"を。
6) "Install Boot Manger for drive ar0?"と。デュアルにする訳ではないので、"None"を選択。
7) "Select Drive(s)"を確認で聞かれるので、"ar0"であることを確認する。
8) メッセージが出るがEnterすると、"FreeBSD Disklabel Editor"という画面に。トーシロなので、"A"の自動的に割り振ってもらい、"Q"。
9) "Choose Distributions"と出るので、"Developer"を選択。"X-Developer"を選んでも良いのだが、Xの設定はあとで手動でやりたい。
10) "Choose Installation Media"という画面。問題がなければ、"CD/DVD"からを選択。これでインストール開始になる。

11) メッセージで"Congratulation!"と出たらインストール成功である。
12) 次に"User Confirmation Requested"という画面。外部につなぐネットワークの設定をしたいかどうか。
する場合には"Yes"で、"Network interface infromation required"という画面に。
外部につなぐ方法は自由だが、オンボードLANがあるので、fxp0を選択。
13) IPv6の設定をしたいかと聞かれるが、"No"。DHCPの設定は?と聞かれるので、こちらは"Yes"。
"Host"名を適当に決めてあげれば、他の"Domain", "IPv4 Gateway", "Name Server"等は自動的にうまるはず。
14) ネットワーク・ゲートウェイ、ネットワーク・サービスを聞かれるが、"No"。ssh loginは"Yes"。FTP、NFSサーバ、NFSクライアントは"No"。システム・コンソールも"No"。
15) タイム・ゾーンを聞かれる画面は"Yes"に。UTC時間帯ではないので、変更に"Yes"。5(Asia) -> 18(Japan)を選択。これでJST時間帯になる。
16) "Linux Binary Compatibility"は後で設定するので、"No"。PS/2マウスではなくUSBなので、次も"No"。Port Collectionsはきりがないので、"No"。初期ユーザーも後で作るので、"No"。
17) Rootのパスワードを作成。
18) 設定メニューをやり直す機会には"No"。すると始めの"sysinstall Main Menu"に戻るので、"Exit Install"で再起動。

お疲れさまでした~。
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