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2016.01.01 Friday
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「秋元さん、少女時代のこと、どう思います? AKB48としては、どのように対抗して行きますか?」あっという間に26時近くだ。
秋元さんの答えが、面白かった。「少女時代」は、みんな同じように整った顔立ちで、すらりとした肢体を持っている。これには、日本ではとても対抗できない。彼女たちは、小さな時から選抜され、トレーニングを受けてきた。そのようにして作り上げられたアイドルには、日本のシステムではとても対抗できるものではない。
AKB48の魅力は、むしろ「不揃い」なところにある。一人ひとりの個性が違う。踊りや歌も、完全に同調しているとは限らない。でも、そんなところに惹きつけられるのが、日本の美学というものではないか。秋元さんの答えを聞いて、「ああ、そうか!」とひらめいたことがあった。日本独特の、「不揃い」の美学についてである。
グローバリズムの時代。競争することは必要だが、浮き足だって自らを見失っては仕方がない。AKB48の魅力を見直すことから、「ガラパゴスの逆襲」が始まる。
※週刊ポスト2010年12月10日号
■ NEWSポストセブン|茂木健一郎 「AKBは少女時代にどう対抗?」と秋元康に質問
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