ベルリン滞在に引き続き、グラナダ滞在記を記す
21日(火)
マドリッドの空港で産総研のA穂さんとF木さんに会い、合流。
グラナダ空港ではK鍋先生と奥様を待ち伏せする。
グラナダからホテルへのタクシーはとても飛ばす運ちゃんだった。
その晩はグラナダの町中のレストランへ。ウェイターのおじいちゃん、
スペイン語しか話せないのに、やたらと陽気なのには笑みが出る。
24時過ぎても町は眠らない。老若男女、繰り出している印象である。
日本(東京?)とは違い、せせこましくないのが好印象である。
もっとも、町中は排気ガスの匂いが鼻につくが。。。
22日(水)
グラナダに来た本来の目的である、
ICA2004が始まる。
ラテン系のオーガナイザーのせいか、最初のセッションも30分遅れる。
久しぶりのアカデミックな香りは、とても刺激的である。
私のポスター発表は13:00~13:30の間のみ。お客さんはF木さんの1人のみであった。
そして13:30~15:30がお昼という、摩訶不思議な時間配分。
食事は量が多く、味が物足りないというか、甘過ぎるというか。
極めつけはお昼にも関わらず、ワインがデフォルトで付いてくること。
良い気分になったところでマイクロバスで移動させられる。
Alhambra宮殿を右手に見つつ、細い道を登る。
そして着いた先はAlhambra宮殿を背景にステージがある会場へ。
ここでセッションとインバイテッド・トークが始まった。
後者のスピーカーは、皆が背景に見とれて、話をする私のみが見れないのが
とても悔しい、とジョークを飛ばしていた。
途中でお茶タイム(ここでもお酒があり)を挟み、夜9時に。
ここからが夕食である。21時からである!
逃げたくても、バスで移動してため、途中で帰ることもできないという
前代未聞の学会である(苦笑)。
食事はどれも量が多く、味が中途半端で甘い。。。これは太るよ。。。
23日(木)
学会2日目。今日のセッションも面白い。
昼食は相変わらずも、量が多く、味が中途半端で甘い。。。
デフォルトでワインは変わらず。
お昼を挟んで、Committeeらによって次回の学会の場所が協議される。
夕方にまたバスで移動。今夜はGala Dinnerである。
昨日とは反対側で、Granadaの町が一望できる高台のレストランである。
Galaだけあって、雰囲気も良く、料理が美味しいと感じた。
ただ量が多いのと、21時開始なのは変わらず。
ここで次回のICAの場所が発表された。
台風で話題のフロリダになった、とのことである。行きたいものだ。
帰りは徒歩で丘を降りる。ホテルまで15分くらい。
途中で意気揚々のメンバーの一部はカラオケに繰り出したようだ。
つーか、次の日も朝9時からなんですけど。。。
24日(金)
朝8:50頃、会場にいる聴衆は日本人だけだった。。。
だんだん増えたが、それにしてもねぇ。。。
面白い話が幾つか。コピーして読まないと。
量の多いお昼を避け、Alhambraに行くことを企む。
基本的に宮殿への入場は、人数制限があるので早めにチケットを購入する必要が。
なので、現地に行き、直接チケット・センターから購入することになる。
ただし、宮殿へのチケットは難しいが、庭園の方だけでも価値がある。
それだけで半日は過ごせるであろう。眺めの良いこと、この上なし。
夜はいつものようにM田先生、K鍋先生夫妻、A穂さん、F木さんと最後の夕食。
地元で人気のお店に行くが、なかなかこれが美味しかった。
25(土)
今日も朝5時集合である。グラナダの飛行場を7時発なのだから。
マドリッド、ミラノ経由で成田へ。
マドリッドでは3、4時間くらい暇な時間があったので、お土産購入。
ミラノでは1時間の乗り換え時間しかなかったにも関らず、遅れて助かる。
それにしても日本人はなんですぐに並びたがるのだろうか。
加えて、スペインの人に比べて器量が狭く、きれいじゃない人が多い印象。
あーならないように気をつけましょう。