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2016.01.01 Friday
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証券分析は、非常に広範な領域に広がっています。数学に近い領域から心理学、経済学、経営学、その他諸々の学問の集大成であるといっても過言ではありません。
余談ですが、企業に一歩踏み込んだ瞬間に「匂い」がすることがあります。先日、知り合いの医師にこの話をしたところ、それはいわゆる「共感覚」というものではないかと指摘されました。脳の働きがちょっと特殊な構造になっているらしいです。...私の場合は、ものの例えではなくて、本当に「いい匂い」や「いやな匂い」を感じることがあるのです。先程の知り合いの医師によると、多分無意識下の情報が処理される過程で、嗅覚中枢を刺激するのではないかということでした。
ひとはどのようなストーリーに実現可能性を見るのでしょうか。私の個人的な見解ですが、論理の積み上げを究極まで行い、最後の最後で自分の見方、考え方を投影するというのが効果的な構築方法だと考えています。ギリギリまでサイエンスとしての事実あるいは論理を追求し、最後にアートとしての判断や意見を付加するのが正しいやり方ではないでしょうか。
余談ですが、このような生活をしていると、プライベートの面では支障が生じることもあります。私が一番ショックだったのは、朝出勤するときに、子供から
「パパ、また来てね」
と言われたことです。しかも、2人いる子供それぞれから、2歳前後の頃に同じことを言われてしまったのです。1人目のときはまだ笑い話で済ますこともできましたが、2人目にも言われたときには、さすがにショックでした。
かつて大成功したトレーダーであった友人に聞いた話ですが、成功した(長い期間生き残った)トレーダーに共通するのは、ある種「女性的な」感覚の持ち主ということです。「男らしい」あるいは「勇敢果敢な」トレーダーたちは、どこかで大きな失敗をし、市場から撤退を余儀なくされたそうです。市場が自分の思う通りに動いているときでも、変化を生じる可能性を常に想定し、素直にかつ敏感に反応するという姿勢が大切なのだと思います。
今年読んだエッセイの中で最高傑作。面白くなかったら買い取るを通り越して、買い占めて配りたいぐらいの一冊。あまりの面白さに、大量の付箋を使い、
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