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2016.01.01 Friday
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評価:
柳井正・解説 プレジデント書籍編集部・編 プレジデント社 ¥ 1,260 (2010-12-27) |
僕自身、本書の原点である「プロフェッショナルマネジャー」と出会って初めて、"経営とは目標から逆算して、その目標に到達するために考えられる限りのことをいいと思う順から実行していくことである"ということを学びました。
1つの対応がうまくいかなかったら次の対応を。それもダメならまた次の対応を"と、目標に達するまで試み続けたからなのだ。実は、それがまさに"経営する"ということなのだ。
スイス銀行のマルセル・オスペル頭取に「レイオフは従業員を犠牲にしているのではありませんか」と尋ねたら、速射砲のような答えが返ってきました。「スイス銀行内ではポストが与えられない人間を組織内に抱えていれば、彼は、無為に歳を重ねるだけです。飼い殺しほど非人間的なことはありません。すぐクビにして、彼に新しいチャレンジの機会を与えるべきです」と。
海外出張の途中で、とある機長の話を聞く機会がありました。「経験の浅いパイロットは、異常事態が生じると慌てて急降下を始めるなど、すぐに何らかの対策を実行し始めます。これはかえって危険です。経験を積んだパイロットは、異常事態の原因に確信が持てるまで何も行動せず、そのまま飛び続けます。」。
P.145の第6章「史上空前、日本食ブームの理由」だけでも立ち読みしておくと話題に事欠かないよ。とのこと。
アイスランドのオラフル・ラグナル・グリムソン大統領は、過去のインタビューで何度か次のように発言している。
「小さい国だからできることがある。アイスランドは大きな国のモデルにはなり得ないが、大きな国の中にあるより小さな地域のモデルになることはできるかもしれない」
アイスランドは自ら世界の実験場として、名乗りを上げているのである。私たちは、そこから積極的に学んで行きたい。
■ いまアイスランドに学ぶべき理由は何か?|明るい未来のつくりかた|ダイヤモンド・オンライン