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評価:
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かんき出版
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(2014-03-20)
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年末年始の休みの間に読もうと、図書館で見つけて手にとった1冊。
【著者の主張】
・アベノミクスが不動産マーケットを急浮上させる
・日本の不動産は「香港化」する
・2013年の税制改正は「アベノミクスの第四の矢」と称して良いくらい強烈なインパクトを、不動産マーケットに与える可能性がある
・オフィスエリアの中心は丸の内から品川に移る
・2007年、新潟が日本海側で唯一の政令都市になったのは、新幹線が通ったから。
→北立新幹線が地方都市を変える
→東京ー富山間は2時間7分、東京ー金沢間は2時間30分になる。ということは???
→富山市は、日本におけるコンパクトシティの実践例として有名な都市
→金沢市は、ミシェランで高評価された観光都市
・渋谷の再開発は期待外れで、負け組になる可能性がある
・世界の最先端を行く「日本モデル」
→最大のリスクは、日本人が自虐思考を持ち続けること
・TPPが日本の不動産業に存在していた多くの慣習を消滅させ、不動産マーケットの仕組みを変える可能性がある
→契約書などはすべて英語、もしくは日英併記になる?
→礼金や更新料などの日本にしかないような慣習は廃止される?
→テナントに有利な借地借家法が廃止される?
→日本独自の資格である不動産鑑定士などが有名無実化する?
→建築基準法が緩和される?
→賃料や売買価格が全面公開になる?
・自宅購入で必ずこだわるべきこと(簡単なポイント)
→二重床・二重天井になっていること。最低でも、「ペアガラス」を、できればLow−Eガラスを使ったサッシ。